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夏期休暇

  • 2008-08-19 (火) 5:26
  • 雑記

珍しくまともに取得できた夏期休暇も既にあと僅か。実家帰りやら何やらであっという間に過ぎ去ってしまった。実家にいる間に親父のパソコンを借りて、環境に依存しなくなりつつあるネットの在り方みたいなことを書こうと思ってたのに!
まぁ環境が変わっても人が変わらなければ何も変わらないのです。しかも特に年取ってから何かを始めようとした場合、何かを捨てない限り身に付かないって象の人も言ってたよね。
『だが断る!』
とかベタな返ししか浮かばないあたりが本日の低調さを物語っております。しかも冷蔵庫の中にビールがないんです。梅酒も飲んでしまつたのです。たぶん家には納豆もグリコゲンもありません。
仕方ないので、ジブリの森で買った風の谷ビールのラベルを眺めつつバリューローソンブランドのお茶でも飲みながら書いてみようと思います。

横浜の外れにある金沢自然公園へ行った。親父殿は送迎役で、私・嫁・娘・母・妹(我々の帰省に合わせて帰ってきていた)と今から考えると女三世代+αの凄いメンツだ。麻雀だったらそれだけで三飜くらい付くんじゃないかと思うくらい。
しかしこういう状況は比較的慣れているので(そういや大学生のときは40人クラスで男5人とかだった)、草食動物のように極めて穏やかに、緩やかに過ごす。ちなみにこういうとき一番ダメなのは、男性を全面にアピールし仕切りまくったり、無理矢理自分の流れに持っていこうとする輩だと思うんですがどうでしょう?
自然を十分に活かした、というより、丘陵の合間に動物を配したと言った方が正しいような園内を炎天下の中歩き続ける。暑いは確かに暑いのだけれど、木陰に入ったときの風の涼しさとか、至近距離で泣き喚く蝉の声とか、微かに薫る木々の緑とかは、カラダに活力を与えてくれると同時に、普段いかにそういうモノたちから遠ざかった生活をしているかを痛感させてくれる。

・・ここで耐えきれずカティ・サークのロック発動。←未開封の瓶を発見した。久々に飲んだけどこんな飲みやすかったっけ?
「口に含んだ瞬間広がる豊潤な香りと、喉を焼く心地よい刺激は、普段アルコールからいかに遠ざかった生活をしていたかを痛感させてくれる。」
いやいや、アルコールは関係ない。しかも昨日も超ワインとか飲んだし。今日も風呂上がりにビール飲んじゃったから今ないだけだし。

動物、しかも何トンもあるような巨大な動物と対峙する、というのも非日常の不思議な体験だ。その巨体の奥からじつと見詰める視線の先には何が見えているのか、彼らにとって人生とはどういうモノで、何を哲学として生きているのか、そんなことを少し思ってみたりもした。
帰り際、妹がキリンを名残惜しそうにずっと眺めていた。それは、幼少時代を知ってる兄(私)からすると、若干長過ぎるのではないかと思うくらいの時間だった。そして、なんとなく村上春樹の小説みたいだな、と思った。妹はいつかキリンを見付けるために旅に出るのかもしれない。

翌日、嫁と二人で横浜に出掛ける。
いや、少し戻ろう。
翌日、娘を美容院に連れてゆく。母親の友人が夫婦でやっている小さな美容院だ。自分も高校生くらいから、実家を出るまでこの美容院に通っていた。奥さんはとてもバイタリティ溢れる方で、様々な趣味・習い事をこなしていて、今回も二輪の免許を取ってる最中だとかそんな話を聞いた。旦那さんは、口数少ないけど腕は一級品という典型的な職人タイプ。
別に嫌らしい親孝行心とかそういうのではなく、フツーに娘をここに連れて来たいと思ったのだった。そういえば、実家を出てからしばらくの間は帰省に合わせて、わざわざそこで髪を切ったりしていた。
別にたいした髪型をしている訳ではないのだけれど、なんというかその空間が「好き」なのだ。
聞けば、嫁いで家を出たけど髪を切りに戻ってくる、また、自分の子供の髪をそこで切らせる、そんな人は他にも多いみたいだ。
もし、娘が物心付いたときに自らの意志でまたここで髪を切りたいと思ったなら、それはすごく素敵な話なんじゃないかと思う。
何がどうとは上手く説明できないのだけれど、そんな店もあるというお話デス。

美容院で母親に娘を任せ、京急〜みなとみらい線でみなとみらいのクイーンズスクエアに向かう。横浜駅の新しい側の土地勘が掴めず、どうにも未知の場所に居るような感覚になる。
シルバーがメインのピカピカした建物と高速エスカレータたちは、あのもっさりとした相鉄ジョイナスやビブレと一体どう繋がってるんだろう?
クイーンズスクエア(主にイースト)ではひたすら雑貨屋巡り。どうして横浜の雑貨屋はこんなにもキャッチーな上にリーズナブルなのだろう。てゆーか、新宿にはフランフランみたいなギャル寄り(ばかりとは言わないし、嫌いではないのだけれど)な雑貨屋しかないのだろうか。
綺麗な蒼の切子細工のグラスとか、味のある茶碗やら箸やらとか、かまわぬの扇子やら手拭いやらとかを堪能する。
雑貨屋はよい。デザインより実用性、好みより値段・・と怠惰と妥協の退屈な産物である日常に対し、「もし、日々触れるすべてのモノたちが、イチから自分の趣味好みで妥協なく選び、集めることができたならどんなにかシアワセだろうか」というテーゼを投げ掛けてくれるから。

クイーンズイーストの4階にあるSt.Cousair(サンクゼール)という店にグッとくる。
ワインとかパスタソースとか調味料とかジャムとか、流行りのロハス系の店とゆーのでしょうかね。私はそのへん暗いのですが、とにかく試食で置いてあるマヨネーズとか、パスタソースをクラッカーに付けて食うとエライ旨いのです。さらにイタリア七味とか、フランス七味とか、韓国七味とか、舐めてみるとたしかにソレっぽいテイストの七味まで見付けてしまい、これはもう大変だと。買い込むしかないと。
で、いったんB1まで潜り、一風堂で赤丸白丸(麺固め)餃子を喰らい、腹ごしらえをしてから再度仕切り直す。
基本のクラッカーにパスタソースを2瓶(人気No.1のアンチョビ&トマトとガーリック・トマト)、バジル・マヨネーズを1瓶、パスタの共にとイタリア七味を2瓶。
そいつらをツマミに、酒好きの両親とかっ喰らうためのワインをあれこれ選んでいると、小西真奈美似の店員さんが試飲もいかがでしょうかなんて言ってくる訳ですよ!
で、一番人気のマスカット・ワインは悪くないけど酒飲みには甘過ぎる、シードルも上のツマミとなるとちと違う、と。
で、いろいろ試飲した中から、結局一番辛口でしっかりした味の白ワインを選ぶ。
ふと気が付けば思った以上に酔っぱらっている自分がいる。なんせ小西真奈美似の店員さんが、笑顔で何杯も接いでくれるモンだから仕方がない。←実は小西真奈美好き
しかし、ここでせっかく買ったワインを途中で割ったりしたら、土産の日本酒をいきなりダメにしたどっかの同期と同じになると思い、慎重に持ち運ぶことにする。

みなとみらい線の駅に隣接した本屋で文庫を2冊買い、帰路に着く。栗本薫の伊集院大介モノと、京極夏彦の妖怪対談モノだ。京極の方は既にあらかた読んでいて、この本の話をメインorオチにしようと思っていたのだけれど、既に5時過ぎとか意味ワカンナイ時間になっているのでやめておく。

実家に戻り、皆で買い込んだワインとツマミを食ったが実に旨かった。パスタソースはパンチ力があるのはガーリック・トマトだけど、食べ続けて飽きが来ないのはアンチョビ&トマトの方だった。アンチョビの嫌な塩辛さも全然ないし(むしろトマトの酸味の方が効いている)、やっぱり人気No.1なだけはある。
新宿にも(京王百貨店に)あるということがわかったので、イタリア七味以外は気前よく全部実家に置いてきたのだけれど、カティ・サークのアテに湿気った歌舞伎揚げというしょっぱい現状からしてみると、実はもう大変後悔していたりする。
何だったらもう、明日買ってこようくらいのイキオイだったりする訳です。なにせ、明日(っていうかもう今日だけど)も夏期休暇、最後の一日なんだし。

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